通信制高校とは 特徴・学習内容・高校授業料無償化
通信制高校とはどんな高校でしょうか。通信制高校の特徴と学習内容についてや、高校授業料無償化は通信制の高校も対象なのかまとめました。
「通信制高校」とは、毎日学校に通う「全日制高校」や、夜間に通う事の多い「定時制高校」とは異なり、通信による教育によって学習する高校の事です。
通信制高校の特徴
- 通信制高校を卒業すれば全日制や定時制と同じく高校卒業資格が取得できる。
- 通信による自宅学習だけでなく、年間20日〜25日程度の通学がある。
- 全日制のように学年制ではなく、単位制を採用している学校が多い。
- 通信制高校を卒業するためにサポート校に通う生徒も増えている。
通信制高校の勉強の進め方
通信制高校の勉強の進め方の特徴として自宅学習以外にも課題の添削(レポート)、面接指導(スクーリング)、単位認定試験(テスト)という流れがあります。
課題の添削とは自宅学習での進み方、理解度を高校が確認するための宿題みたいなものです。
以前は郵送でやりとりしていましたが、最近はインターネットでのやりとりが増えています。
面接指導とは通学して先生から直接指導を受ける事です。通信制高校でも単位取得のためには必要出席日数が決められていますので通学しなければいけません。通学日数は学校によって異なります。
試験とは卒業するために必要な単位を取得するためのテストです。レポートやスクーリングをこなし、テストに合格する事で単位が取得できます。
通信高校の高校授業料無償化制度
通信高校の学費・かかる費用
通信制高校に通う生徒とは
自分のライフスタイルに合わせて学習できる通信制高校には様々な人が通っています。
すでに働いている人、高校を中退した人、学力不振やいじめなどで不登校になった人、芸能活動やスポーツ活動との両立を考える人など様々です。
私の友達の娘さんは、ダンスが好きで、ダンスを勉強したいから通信制高校を選びました。
通信制高校の種類
通信制高校にも公立校と私立校が存在します。
公立のメリットは学費が安い事です。私立のメリットは卒業するまで学習面や精神面でのサポートが手厚い事です。そのため通信制高校の卒業率は公立より私立の方が高くなっています。
サポート校とは
通信制高校に通う人の中にはサポート校に通う生徒も増えています。
サポート校とは通信制高校を3年で卒業するために単位取得や進級、生活面などの支援を行う民間の教育機関です。学校の位置付けとしては塾や予備校のような存在になります。
このように通常の高校に通いにくい場合でも卒業できるようさまざま工夫がされているので今の時代にマッチした高校ともいえますね。
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