都立高校入試 英語でスピーキングテストを課す方針 【東京都公立】
東京の都立高入試で受験生全員に英語のスピーキングテストが始まる可能性が高くなってきました。
2017年12月14日時点での情報です。
東京都教育委員会がずっと話し合いをしてきたようですが、公立高校入試で英語のスピーキングテストが義務化されるとなると全国初となります!
テスト内容
資格・検定試験を実施している民間団体と協力し、学習指導要領に沿った独自のテストを作って実施することを想定しているとのことです。
導入時期
未定
導入の背景
2020年度に始まる大学入学共通テストが背景にあります。
大学入学共通テストでは、「聞く・読む・話す・書く」の4技能を測るため、複数の民間試験を活用する予定ですが、本来の用途や出題内容が異なる試験の成績をどう公平に評価するかなど多くの問題が指摘されています。
検討委はこれらを踏まえ、実績ある民間団体と独自のスピーキングテストを作成し、採点時間がかかることも考慮して2月下旬の通常の入試とは別日程で1回実施するのが望ましいとの見解でまとまっているようです
都教委は英語の試験に占めるスピーキングテストの配点、受験料などを今後詰める予定です。
(ニュース引用&抜粋 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00000001-mai-soci)
他の都道府県 公立高校の英語入試について
公立高入試では、他の都道府県でも英語に関していろいろ変化があります。
大阪府では英検やTOEFLなど4技能を測る民間試験の結果を点数に置きかえ、通常の英語の試験と比べて成績の良い方を使うことを認めています。
福井県では来年度入学の県立高入試から、英検の級に応じて定めた得点を入試の英語の試験に上乗せする制度を始めるようです。
東京都でもし今年の入試から始まったら勉強の準備があまりに大変なのでいつから始まるのか本当に気になりますね。
今後は全国的にもこの「話す力」というのを重視する傾向になっていく可能性が高いのでこれから受験の中学1年生・2年生・小学生のお子さんをお持ちの保護者さんは何らかの対策を考えていた方がいいかもしれません。
また詳しく分かりましたら追記しますね。