高校授業料無償化 就学支援金の不正受給
高校授業料無償化に合わせて導入された国の「就学支援金」を不正に受給した疑いがあるとしてある高校がや関連会社が詐欺容疑で捜索されました。
そもそも就学支援金とはなんでしょうか。
就学支援金とは
就学支援金は、民主党政権が導入した高校授業料無償化に代わる制度です。
高校の授業料を国が肩代わりする全国一律の制度です。公立高校の無償化に伴い、2010年4月からスタートしました。
所得制限があり、年収約910万円未満の世帯の生徒を対象としています。
年間11万8800円の支給が基準ですが、私立や株式会社立の場合、年収に応じてその2・5倍まで増額される。
高校卒業者は受給資格がありません。在籍期間が3年を超えたりすると支給対象から外れます。
今回の不正受給の問題
今回問題になっているのが別の高校を卒業していて受給資格がない複数の生徒を、通信制課程に入学させ、受給資格があるように装って就学支援金を国に申請し、受給した疑いがあるということです。
テレビでのコメンテーターのかたが話していましたが、卒業したということを調べるのは難しいとのこと。
悪用されてしまうのは本当だったら悲しいし絶対あってはいけないことですね。